今まで将棋を全く知らなかった私ですが、藤井棋聖の活躍を見ていて、将棋のルールくらいは知りたくなりました。隣のおばあちゃん家から将棋のコマと簡易的な将棋盤を持ってきてくれた旦那くんが将棋のルールを教えてくれました。そして、一局やってみましたよ。
「将棋は興味ないし、一生やることもないだろうし、接点はないだろう。」
と思っていたけど、やってみると意外と面白い。私は、結構、長考型のようでして、もちろん1日将棋盤に向かってるわけではないし、合間の時間でコマをさしていくのですが、2日がかりの作業になってしまいました(笑。
まだ各コマがどちらに動けるかなどが覚えられなくて、いちいちメモを見ながら、「ここにこのコマをおくと、相手がここにいるから取られるな。」と、いちいちしつこい自分がいました(笑。そのせいでかなり疲れましたが、これでテレビの将棋解説を見た時に、少しはついていけるかなと思います。将棋の知識がゼロではなくなりました。
新しいことをしてみると、今まで見えなかった自分の一面を垣間見ることがありますが、その度に、
「先入観はいけませんね。」
と思います(笑。先入観や固定観念は、手放さなくては。
どんなことをしていても、どんな状況にあっても、起こってくることに意識をおいて、繊細に、敏感に、感情的ではなく、良い悪いと判断せず、好き嫌いと分け隔てることなく、知性を持って取り組んでいくこと。将棋って、そんなマインドフルネスな状態で一つ一つ丁寧に指していくものなのだなと思ったのでした。