瞑想講座〈継続コース〉9日目:講座レポート

瞑想講座〈継続コース〉9日目でした。今日も、40分間、シャマタ・ヴィパッサナ瞑想とウォーキング瞑想をしました。最後の10分くらいは、みなさんの落ち着きは精度を増していたと思いました。

ここ数回は、仏教の観点から、心の動きってどうなってるの?ということにフォーカスして、心のしくみを学んでいます。David Nichternの著書を使って、必要な部分を私が訳してお伝えしています。

今日もしつこくお話ししていたことは、

座ってね!

ということ。どんなに文章で心の仕組みを勉強しても、体感が伴わなかったら本当の意味で理解したことにならないからです。この部分は、まだまだ私も修行中。座っても座っても、まだまだ終わりがない感じです・・・笑。でも、一緒に学んでいる仲間として、お互い頑張っていきましょう。

講座の中では、座っている時の疑問なども質問してくださり良かったです。これは、自分が生徒としてクラスに参加した時にはコミットしたいと思っていることですが、生徒側から質問があると、先生の引き出しは自然と開いてくるもので、いいコミュニケーションが取れるのです。今日もいい質問をありがとうございます。

中には、「今日読んだ部分が、全然わからなかった。(頭に)入ってこなかった。」と頭に手をやる仕草をしながら発言してくださった方もいました。うんうん、わからなくても全然大丈夫です。慣れてきますから。それも、無常。わからない状態は、永遠には続きません。ただし、ちょっとだけ努力は必要です。

それは、座ること。

座っていたら、段々と自然に今日書いてあることがわかるようになってきますから。だから、ただ、言われた通りに座ることです。

比較的、私は、最初から座ることに関して、あまり困難を感じませんでした。すんなり座れました。日常の中で座る時間も確保できましたし(それほど忙しい時期ではなかった)、ヨガをしているせいか身体も座ることに抵抗はなかったです。困難さを感じるところは、人それぞれだと思います。自分で自分の状況をありのままに受けとって理解することが大切です。それぞれの道なのだから。

来月の最終日は、まとめに入ります。この1年間、きちんと座ってきた方、かなりサボってしまった方、残念ながら差はあるかもしれません。でも、今からでも遅くありません。「何故、座れないのか。」をじっくり整理してみてください。

このところ、雪がちらつく新潟市の冬です。体調に気をつけて、しっかり心も休ませてくださいね。

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