火曜日は、”Deeper Into Hinayana”のクラスです。今日学んだことで私が感じたことや印象に残ったことを綴りたいと思います。
私たちは、誰しもが良い人生を送りたいと思っています。そのために努力をしたり、お金を稼いだり、欲しいものを手に入れようとしたりしています。しかし、その方法ではいつまでたっても本当の意味での幸せを手にすることはできません。瞑想の観点からは、日常の行動に対してどれだけメディテイティブでいられるかが重要なのです。
どれだけ精密に自分のこと、そして周りのことに気づいているかということです。さらに、自分の満たすことだけではなく、周りの世界との関わりも大事になるというのも大切なポイントだと感じます。だから、瞑想は独学ではなく、先生や仲間と学ぶことが基本なのです。
瞑想を日常に取り入れている私たちは、毎日のように座る瞑想の練習をしますが、仏教の観点から言うと、日常のやること全てが瞑想修行です。私たちは何をするのも心のゲートをくぐって行っていることから考えても、納得できることかなと思います。
初心者さんは、とにかく1日20分座ることから始めます。簡単なようで、実は、これは難しいです。おそらくちゃんと座る習慣が定着するまでには1〜2年かかるでしょう。だから、皆さん、座れないと落ち込む必要はないです。とにかくトライしてください!とにかく継続が大事なのです。諦めないで続けましょう!
そして、座れるようになったら、次は、日常にその感覚を生かしていくことが大切になります。座っていたら自然に日常に生かされることもありますが、意識して日常に生かそうとする努力も多少必要になると、私は感じます。
私たちは嫌なことがあると落ち込みます。イライラしたり怒りの感情が出たりもするでしょう。そして、そのモヤモヤとした落ち込んだ状態から抜け出すために、「escapeしよう!」と、お友達と食事へ行ったり、買い物したり、旅行に行ったり、アフタヌーンティをしたりすることで、ストレス解消の方法を選ぶことが多いでしょう。しかし、また職場で同じような嫌な思いをしたりします。
今日学んだ中ですごく印象に残っていることですが、この行ったり来たりの行動は、より良い人生を送るために何の手助けにはなりません。何故なら、この方法では、決して人生に向き合えないからです。甘いチョコレートにしがみつこうとすると、残り全てが酸っぱくなるわけです。つまり、それはサンサーラの中を行ったり来たりしているだけだから、余計辛いのです。幸せにはなれません。
人生に本気で向き合うことは、直接的に、シンプルに、そして継続的の日常の細かいところにまで注意を配ること。つまり、どんな時もマインドフルでいることが幸せな人生を送るためのキーなのです。瞑想を続けている人だけが、この境地に辿り着くことができます。もう一度言います。諦めないで続けましょう、