一人一人の心が平和に満ちていたら、きっとその人たちがつくるコミュニティも国も、そして世界も平和になるんじゃないかな。
ウクライナへのロシアの侵攻から、最近ではガザ地区への攻撃など、多くの人たちが悲惨な状況に遭遇しているニュースを耳にする度に心が痛みます。
何のために戦争をしているのだろう?
仮にロシアが思い通り、ウクライナを制圧したとして、それでロシアやロシアに住む人たちは幸せになるのだろうか。
仮に、イスラエルがメンツを保ったとして、ガザを管理することで決着がついたら、彼らはそれで幸せなのだろうか。
一体、誰のための戦争なのだろう?
悲惨なニュースを聞くたびに、私はトンレンという瞑想を即座にやります。簡単にいうと、呼吸に合わせて、他人の苦しみを吸い込み、自分の良さや幸せを吐いて分けてあげるという瞑想方法です。
トンレンをしたからといって、魔法を使うみたいに死んでいく子供たちを助けることはできないので、何だかおまじないのように聞こえるかもしれませんが、少なくとも「助けてあげたい」「何とかしてあげたい」という気持ちを、自分の心の中に持てていることは大きなことだと思います。
遠いどこかの国で起きていることで自分には関係のないこと、というのではなくて、世界で起きていることにどんな形であれコミットすることは、人としての責任なのでは?と思ったりします。そして、その心の持ちようは、自分自身を成長させる糧でもあると思います。
日本の世の中もおかしいですね。そう思いませんか?
何か良くないことが起きてしまっても、自浄作用が全く働いていないように思える昨今の世の中。時の権力者が好き放題しているようにも見えますし、国民サイドも無関心でいるとも思います。
「どうせ、やっても無駄だから。」
そんな声も聞こえてきます。
なんて、夢のない時代なのでしょう!?
なんて、未来のない国なのでしょう!?
まだまだ暗い状況は続きそうですが、個々人がどうあるかを問うことはやめてはいけないと感じています。少なくとも、私の周りにいる人たちと瞑想をしたりヨガをしたりすることで、健康的な心身を持って暮らすことは、一つの大事な生き方だと思っています。