師走となりました。
12月になると、毎年1年間の総括をします。
私の2023年は、前半は元気に動き、後半は少しだけ春が来た感覚の小さな実りがあった1年だったように思います。ただ、まだ幾つかやり残したことが目の前にあって、今年中にやり遂げたい気持ちが残るものの、12月は1年の締めくくりに、一旦心の大掃除をしようと思います。
心の大掃除とは、letting goということです。
ずっと心に引っかかって重荷になっているもの、心配や焦りなど実は持ってなくてもいいもの、あーなりたいこーなりたいという期待、これが欲しいあれが欲しいという欲、全て一旦心の中から掃き出してしまうことです。
頭の中がごちゃごちゃしている人は、まずそのごちゃごちゃした状態を直視することからお掃除は始まるでしょう。お掃除するべきものを把握するところからです。そして、手放していきましょう。
瞑想は、ある種無想の状態へ導いていくプロセスですが、それを今この師走に行うことはとても意味のあることだと思っています。新しい年に新しいものを入れるスペースづくりだからです。心の焦りや不安はどんどんスペースを狭めていきます。
従って、この忙しい空気に取り込まれやすい師走の時期に、少しでも多くマインドフルネス瞑想をしてみましょう。いつもより少し多めに座るのもいいと思います。落ち着いた分だけ、お仕事のパフォーマンスが上がったり、心の浮き沈みに対して余裕がでたり、確実に心に余裕が生まれてきます。
私も今年やり残していることを整理して、いらないものは捨てて、必要なものを来年に持ち越していこうと思います。
心のお掃除が済んでいる状態で、新年を迎えたいと思います。