ブディッズムメディテーションの哲学の中に、
私たちは、独立した個体ではない
という教えがあります。先週聞いた講義の中にあった1フレーズです。
例えば、これはDean&Delicaで買ったサンドイッチ。朝一、東京駅の一角でサンドイッチを一生懸命作ってくれる人がいます。それを私が買います。私のランチが潤います。さらに、このサンドイッチの材料となる人参やレタス、アスパラだって、作った農家の人たちがいる、それを運ぶ物流に携わる人がいるなどなど、全ては繋がって関係が重なりあっているということです。
私の運営するヨガスタジオ(Junostyle Studio)の先生のひとりに、ご実家がお煎餅やさんの先生がいます。私はここのお煎餅の大ファンなので何袋か買っておいているのですが、先日、すっごい疲れて帰宅して、ほっと一息リビングでホットミルクとゴマのお煎餅をかじっていました。夜の炭水化物は、いかん、いかん!と思いながらも、美味しいという感情が私をハッピーな気持ちにさせてくれました。
たったひとつのお煎餅。でも、計り知れないハッピネスのエッセンスを含んでいると思いませんか。どれだけの人が食べて、美味しい!と幸せ気分を味わっているのだろう?そんな何気ない日常は、とてもドラマだなと思うのです。
幸せのかけらは、ブーメランのように戻ってくるんじゃないかな。お煎餅を食べた人のハッピネスが作った人をも、目には見えないけれども間接的にハッピーにしてくれてるのではないかなと思うのです。そんなハッピネスの連鎖を意識しながら、私も私の仕事を一生懸命したいと思うのでした。