誰のためのもの?

新型コロナウイルスの影響で世の中が大変なことになっています。毎日、感染者数が増加したニュースが続々出てきて不安になります。できることは限られますが、私なりに対策をしています。無駄な動きを取らないことや、免疫力を高めておけるように健康面で気をつけたり、手洗いうがいを徹底したり。

全国でライブやイベントの中止がされていますが、私も3月20日から開催予定だった京都での「陰ヨガ指導者養成講座<ベーシック>」の延期を3月始めの早い段階で決定しました。世の中のムードもそうですが、本来楽しくやるべきヨガのトレー二ングを、健康面で不安を持ちながらはやりたくないです。正しい決断だったと思います。

こうした講座やイベントを主催している会社や個人はたくさんいるでしょう。規模の差はあるものの、主催者側の立場に立つと、キャンセルや延期に伴う金銭の問題はとても大きいと思います。でも、そこに集まった人たちが感染してしまったりするリスクはゼロではないですし、そのリスクに不安を感じながらでは、本来楽しいはずの講座やイベントが台無しになってしまうと思うのです。

今回の自粛要請を受けて、様々なイベントや講座の主催者さんがいると思いますが、誰のための会なのかということを考えて決断をしている方、目先の損得に振り回されて決断が遅れている方など対応は様々です。

そんな状況を見ていて、私自身とても勉強になることがありました。お仕事をしていく上で、

「それは、誰のためのもの?」

という点は、忘れずにいたいなと思うのでした。それが感謝の気持ちのエッセンスだから。

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