私たちが一番やれていそうで、やれていないもの。
それは、
シンプルでいること
自分自身を振り返ってみても、自分で勝手に複雑にしてしまっているなと気づくこともあります。自信がない時とか、不安な時に起こりやすい現象です。
”シンプルになること”とは、全てを捨てて身軽になる、と言うことともちょっと違うと思うのです。何も持たないとか、何もしないとか、そういうことではない。
ヨガもメディテーションもそうですが、極端なベジタリアンやヴィーガンになってしまったり、行き過ぎてランチにバナナしか食べないとかいうことになったり。こういう方、実際にいました(^^;
もちろん、自分の体質にあったお食事を摂ることに問題はないのですが、だいたいそういう方は痩せ過ぎていたり、思考が凝り固まっていたり、人間関係が上手くできていなかったりすることが多いように思います。それってどうなんだろう?って思うのです。それは、
本人だけがシンプルと思っている”偏り”
じゃないかな。
何事もバランスが大事だから、(陰陽論から観ても)中庸を外してはいけないと思うのです。
だから、シンプルでいることとは、バランスを保っていること。自然に削ぎ落とされてくるものは当然あると思いますが、偏るくらい無理矢理捨てるものでもないと思います。むしろ、心が膨よかになっていくんじゃないかな、雪だるまのように。
シンプルでいるということは、
度量が大きいこと、
心が開いていること、
だから、人間的に魅力がアップすること、
に繋がるものなのかなと思います。
シンプルになることは、捨てることじゃない。シンプルになることは、もっともっと世界が広く大きくなるプロセスなんだ。