あ!
ちょっとビビっと来た瞬間がありました。
ダルマとは、世界のあり様、世界の法則なんだよ
と講義を聞いていて聞いた時のことです。
陰陽五行から東洋思想を学び始めた私は、こういった哲学のベースが東洋思想から抜けません。しかし、仏教も言っていることは同じなはず。まだまだ両方ともわからないことだらけだけど、とにかく触れることをしています。触れる機会があること、それ自体が自然の流れだと思うから。
何故、メディテーションをしているのか、この答えが明確になった気がしたのです。今までぼんやりしていたものが、力強く私に触れてきた感触です。
これは、True Nature Meditationで行っている『六波羅蜜』の講座の時のこと。いつもより、ぐっと話される内容が入ってきて、あ!と衝撃が走った感じでした。
きっと、これからの私の勉強の仕方は、もう一段階次のフェーズにいく必要があるんだなと感じます。もう、これ以上、自分の脳での理解では行き止まりです。触れて、感じて、受容して、理解することが求められている気がします。そうするには、まっさらになることが不可欠だなと感じます。簡単に言えば、自分の今の理解の枠を超えることです。今までの経験から把握できることや自分がコントロールできる範囲を超えることです。
よく「先入観をとり払って!」と言ったりしますが、それと同じです。自分の現在の理解の枠を超えないと、新しいダルマは入ってこないと思います。まっさらに、シンプルに、心から受け入れる姿勢を持つこと。これだけやってきたんだ!私はできるんだ!みたいな自負は全て吐き出し、ゼロベースで学んでいくこと。”すぐに、分かろうとしない”というのも大切かもしれませんね。
ヨガもそうですが、こういう哲学は対機説法なんですね。だから、自分の今のレベルに合わせて学びを進めることが大切なんです。現代人はすぐゴールを求めがちですが、ゴールを求めれば求めるほど劣等生になります。だから、まずは委ねて、受容して、身をまかせることです。重力の重みに従うようにポーズを取る陰ヨガみたいですね。陰ヨガは、哲学を学ぶ姿勢作りに貢献するといっても過言ではないと思います。