木曜日の午前中は、Dharma Moonが主催しているDavid&Larryのメディテーションのクラスに出てきます。NYから発信されているこのサンガに参加してから、コロナ禍に始まったもう3年半が経ちます。
多少の変化はありますが、大体1クールが1ヶ月半〜2ヶ月間で、それをずっと続けています。録画も視聴できるので、わからなかったところは復習できます。特に、英語での講義なので、私は復習が必須ですから、アーカイブ視聴ができるのはとても助かります。
現代人にとってメディテーションの難しいところは、結果をすぐ出そうとしてしまうことでしょうか。
ビジネスの観点からは、投資の回収を出来るだけ早くする方がいいですし、効率良く結果を出せる方が賢いという説があるでしょう。当然そういった短期勝負の場面もあると思うのですが、メディテーションは経済とは違って、人や人の心を扱うものですから、どちらかというとじっくりと時間をかけて変化を待つものです。投資のイメージですと、確実に長期投資となるのではないかと思います。
その長期投資について、ちょっと考えてみてください。
メディテーションは、何のためにやるのだろう?
どうですか?
答えを見つけられますか?
私の答えですが、メディテーションは、自分の心を知り、心を手なづける練習です。自分の感情に負けたり、囚われたりしないで、冷静に心を見通せるようになることです。先入観や固定観念、思考や感情で見えなくなっている本当の心に気づくことです。
”やったもの勝ち”が蔓延しているこの頃ですが、人として大きくなり、周りの尊敬されたり、信頼されたりすることは、家庭でも職場でもどこでも大事なことだと思います。特に、リーダーシップを取っていくべき人、経営者などは成功の鍵になるのではないかなと感じます。
先日、稲盛和夫氏の著書『経営12カ条 経営者として貫くべきこと』を読んでいたら、「真我」という言葉が最後の方に出てきました。ヨガ哲学でも出てくる言葉ですが、まさにこの真我に触れることができるようにするのがメディテーションです。
そうするためには、思考も感情も全部シンプルにしていくことが大切なのですが、実際に取り組んでみると、実はこれがとても難しいです。
だからこそ、時間をかけて行う長期投資になるのだと思いますが、実際に取り組んでみると、絶対によかったと感じるものだと思います。
今日から座ってみませんか?