易経には、四難卦といって、難しいシチュエーションを表す卦が4つあります。
困難そのものは、どんな困難であっても苦しいけれど、何かしらの動きがあったり、目に見える形で認知がある時は、どんな困難な状況であれ、ある一定の安心感があるんじゃないかと思うのです。どうしていいかわからない、二進も三進もいかない状態が一番苦しい。
そういうことって、人生でなかったですか?(^^;
困難に直面していたとしても、その形が見えれば、どうしていったらいいかなど次なる対策を立てられます。何かアクションを起こせるならば、困難から抜けるのがとても大変な時でも、前を向いて進もうとしてる感じがある時は、気分的にはまだマシなのかなと思うのです。
困難からどうやって抜け出していいかわからない時が、一番苦しい。
”今は待ち”ってとき。”待つしかない”ってとき。
そんな時は、途方にくれてしまいます。
でも、きっと、大きくなれる人は、そんな”待ち”も糧にしていくんだろうなと思います。待って止まっているときにしか見えない景色もあるかもしれない。積極的に待つ術を学ぶことは、次のスタートの最初の一歩を、とても充実したものにしてくれるのかもしれません。
大人である私たちに大きな成長を促すときでしょう。
精神の成長は、大人らしい人生を歩むためにとても重要なこと。精神の成長を遂げていますか?