1日座れない日があると、ちょっと身体が騒ついてくる気がします。さらに、心もささくれ立つような感じがします。
だから、静かに座る時間は必要だなと実感します。
マインドフルネス瞑想は、やっている時は何か目に見えるような変化があるわけではないので、進んでいるのかな?これでいいのかな?と最初の時は思いがちです。でも、続けていると、ちょっとした瞬間に、落ち着いている自分に気がついたり、心の反応が冷静であることに気がつきます。逆に、座れない日々が続いてしまったりすると、座っている時と座ってない時の差に気がついたりします。
だから、普通に日常を過ごしていることで、「あ!」と気づくわけで、試験のようにわかりやすい点数が見えるわけではありません。何かしらのゴールがあるというわけではなくて、日々の中に溶け込んでいて、日々の生活の質が少しずつ変わっていくというものです。
本日スタートした、今井祐子ちゃんの「マインドフルネス・メディテーション講座」がありました。
テーマは『信頼・努力・忍耐を持って強い心を育てる』です。私も勉強のために参加させて頂いています。
今日のぐっときた質問は、
「常に、今にいますか?」
というもの。
ずっと、今にいるって難しい・・・
でも、マインドフルネせう瞑想の練習をしていると、自然に気づいて今に戻ることが日常の中で実践できるようになります。
例えば、私は、キッチンに立ってご飯を作っている時とお風呂に入ってふーぅっとリラックスした時に、「は!」と我に返り、今に戻るということが起きます。ちょっとしたルーティンになっている感じです。
今にいるって、そんなに大したことないよ、って思う方もいるかもしれません。でも、不思議と今にいると、心が洗われる気がします。エゴが限りなく少なくなっている瞬間だそうです。だから、自分を苦しめるkleshas(苦悩)から解放されているという瞬間です。だから、その瞬間は、ありのままに明晰に物事を見れるようになっているのです。
これは感覚として経験するものなので、ヨガのアーサナと一緒で、マインドフルネス瞑想を実践しないと体験できないことです。興味があったら、一緒にプラクティスしましょう!
ちなみに、私も次の担当講座が決まりました。
6月21・28・7月5・12日(火)
マインドフルネス・ベーシック講座
「続ける瞑想:優しさ、精密さ、手放しで 練習の基盤を作る」
本日のランチは、久々にホテルで中華。ゆっくりとお上品な中華ランチをマインドフルに楽しんできました(^^)
今にいるという感覚は、美味しいものをもっと美味しくしてくれます。