瞑想講座4日目の準備をしています。
今回のテーマは、
〈呼吸と手放すこと〉
です。
この全10回の瞑想講座は、じっくり練習を積み重ねながら学んでいく内容なので、講座以外の時間でご自身でマインドフルネス瞑想の実践をきちんとやってもらわないと意味がないのですが、参加者の皆さん、いかがでしょうか(^^)
私が練習している瞑想の流派は、チベット仏教の中のカーギュ派です。実践派の流派だそうです。つまり、練習を通して感じて学んでいくわけです。だから、頭でっかちではだめなのです。例えば、本ばかりを読み漁ったり、ダルマばかりを聞いていたりで、座る練習をしないのはダメだということです。
ヨガも同じだなと思いました。自分の体で実践して感じて、知っていく・・・このプロセスがないとヨガに深まりが出ません。アーサナを筋肉の動きや解剖学的な見解ばかりから見ていても、何も進まないということです。何故なら、これは私の持論ですが、そこには心や精神へのアプローチがないからだと思っています。
ヨガも瞑想も、自分自身に取り組むこと。自分のことを知ることです。アーサナは体へと意識を研ぎ澄まして、体スタートで自分を知る旅にでます。瞑想は、心へと直接アプローチします。今どんなことが起きているのか、を真っ直ぐ素直に、欺瞞なく観察することです。
こんな風にヨガと瞑想の違いの部分にフォーカスして区別をしてみましたが、体と心はバラバラにすることは不可能です。体にフォーカスするアーサナから始めても、”自分を知る”ことを意識していたら、いつかは心のことに関心を持ちますし、瞑想へと練習の舵を切っていくと思います。
逆に、瞑想から始めても、体への意識が高まってくると、ヨガ(または別のものの可能性もありますが)への関心も出てくるでしょう。
いずれにせよ、実践から気づいていくものだと思います。
瞑想講座は、年末まで続きます。途中参加したい方がいらしたら、ご相談ください。