先日、数人で囲んだ会話の中でモヤモヤが発生しまして、嫌な思いをしました。発する言葉のエネルギーの強さを実感しながら、自分への反省を込めて熟考もしました。
言葉や話し方は、その人のその時の特有なエネルギーを生む気がします。
その時、私は、攻撃的なエネルギーを秘めたモノの言い方をされた、と感じました。私が話すことに対してのリアクションも、何だか反論されている気分になりました。
私が勝手にそう感じている可能性も否定はできないので、状況をこうなんだ!と決めつけることはできません。誰が悪いとか正しいという結論を出すのも違います。
ただ、自分の心を丁寧に観察してみると、気がついたことがありました。
まず、言葉は受け取る側がどう受け取るか、ということにとても依存しているなということ。発信者は、攻撃的に話したわけではない!というかもしれない。受取手の私の心が曇っている可能性も十分あります。実を言うと、以前も同じように、不快な想いをしたことが2回程あったので、その先入観や過去の嫌な想いや感情の記憶がベースとなっている可能性もあります。
つまり、多少横柄気味にものを話す人だと日頃から感じていることと、横柄な人間か嫌いだという私自身の好き嫌いが、こうした一つの結果を生み出しているのです。
そこから感じたことは、振る舞いや言葉は、普段から気をつけていこうと反面教師になったこと。攻撃的な物言いをしていると思われる人は、そういうオーラや空気感が少なからずあるということなのかもしれません。
仏教の考え方に、「身口意」(Body, Speech and Mind)をマインドフルにと言う教えがあります。言葉は取り返しのつかないことを生み出す可能性だってありますから、話すという行為はマインドフルにやろうと思うのでした。相手にきちんと伝わるように丁寧に話すことだったり、話す時は自分の考えがまとまってから話すことだったり、そんな丁寧さが相手を思いやる気持ちに繋がるのだろうなと思います。
私の本業はヨガの先生ですが、ヨガの先生として、もう1ステージ上がりたいと思うこの頃です。生徒さんのことをもっと思いやれる、生徒さんのためのティーチングができる先生に成長したいなと思います。もちろん、瞑想を教えることにも繋がります。
夏至が過ぎて、2023年も後半となりました。2023年後半は、公私ともに成長と変化が起きそうな予感。逆に、変化のエネルギーが起きている時には、適切に変化を自然に起こせるように日々準備を怠らず過ごしていきたいと思います。
写真は、先日生徒さんから頂いた京都の和菓子。とっても可愛くて綺麗ですね。とっても丁寧なお仕事でマインドフルネスを感じます。