やさしく座る

今朝の新潟スタジオでの陰ヨガのクラスは、生徒さんが瞑想講座のメンバーだったので、最後に10分くらいマインドフルネス瞑想をして終えました。

今月のJunostyleのプラクティスのテーマは『心身の声を聴く』ですので、陰ヨガでもマインドフルネス瞑想でも、五感を静かに研ぎ澄ませることを実践していきます。

心身の声を聴くためには、まず、静かに落ち着かせることですね。「落ち着こう!」と一生懸命になるのではなくて、手放してしまう感覚の方が返って楽に落ち着けます。だから、陰ヨガでも瞑想でも、自身の身体がそこにあるのをきちんと感じてあげることからスタートです。

ヨガと瞑想の違いは、『自分を知る』というテーマにおいては、特に大きな違いがあるとは思っていません。意識をより体に向けるのか、心の動きにより注意を払うのかといった違いだけ。どちらも自分を見つめるツールです。

瞑想は、簡単そうでそうではないのはやってみるとわかります。

静かにただ座る、という行為がどれだけ難しいか

不思議です。ただ座るだけなのに。。。何故?

その解決のヒントの一つは

やさしさ

です。
座るときは、やさしさを持ってください。上手に座ろうと目標を設定しないでください。逆に肩が凝ります。緊張しないで委ねてください。そのままでいいですから。たくさんの思考が出てきても、全然いいのです。思考に気がついたら、「思考だね!」とやさしく気づいてあげて、呼吸と一緒になってください。それが、自分に対するやさしさの一つのカタチ。

日常もそんな優しい感覚を持ちながら過ごせたら、世界が変わると思うのです。

写真は最近ハマっているゴボウサラダ。美味しいものを食べるのも、自分に対するやさしさの表れの一つではないでしょうか。

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