姿勢

先月から始まった「瞑想講座の継続コース」では、初回に姿勢についてのお話をしました。

マインドフルネス瞑想を行う際に、姿勢を正して座ることが大事です。背筋をきちんと伸ばして無理なく自然に座ること・・・人間としての尊厳を纏う瞬間でもあると思うのです。

瞑想を日常に取り入れてから、日常の色々な場面で変化があったように感じます。物事の捉え方、心のあり方、他人とのコミュニケーションにおける間合い、自分の未来に対する希望など、数えていくとたくさんあります。目に見えない形で変化していることも、きっとあるでしょう。

そんな変化も、まずは姿勢から始まります。姿勢を正すことから。そんな難しいことではないです。ご飯を食べるときも、キッチンに立つときも、勉強するときも、少しだけ自分の身体に意識を向けて暮らせばいいのです。本当に、ちょっとしたことです。

私は、ヨガクラスにおいても、姿勢を大事にしています。まずはブロックにお尻を乗せて座り、背筋を伸ばして、呼吸が落ち着くのを待つことから始めます。

姿勢を正すと、気持ちにも変化が生まれます。やる気に満ちたり、言葉にならない安心感や安定感が自分に宿っているのを薄ら感じることも。物理的にも呼吸がしっかり深く入りますが、姿勢の良し悪しは健康状態にも影響するとも思います。姿勢良く暮らすことで、好循環がどんどん生まれると思います。

逆に、姿勢が悪いと、呼吸はきちんと入らないし、肩や首のこりなども誘発するでしょう。肩や背中の凝りは自然と猫背になっていき、心がどんどん閉ざされていってしまうことも。

現在、「瞑想講座の継続コース」では、感情について学んでいます。感情とはどんなもので、瞑想中に感情が出てきたらどうしたらいいのか、などを学んでいます。明日は2回目。姿勢を正して、呼吸に意識を置いて、次回もたくさん座りましょう。

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