初心に返る

今朝のオンラインのマインドフルネス瞑想のクラスには、Junostyleで行っている瞑想は初めてという人がいました。だから、丁寧に座り方の指導からスタートしました。

初めての生徒さんがいらっしゃるときは、初心に返るチャンスです。私は、とてもこの時間を大事にしています。2〜3ヶ月では分かりにくいですが、年単位で振り返ってみると、自分の成長が見えます。

今日は、久しぶりに初めて生徒さんがいらしたということもあり、瞑想を教える先生として、以前の自分と今の自分の違いが見えました。

まず、説明をシンプルにできるかどうかというところは一つの違いです。説明するその言葉の深さや重みは、自分自身の理解度によって違います。教えるスキルとしてテクニックを身につけることも大事ですが、それ以上にお伝えする中味の理解だとか、どれだけ自分に落とし込めているか、どれだけ自分のものになっているか、といった点はとても重要です。

少し前のことですが、ヨガの先生として大事なことという内容で、Instagramかブログに、

先生である前に、生徒であれ。

といったような内容を投稿したことがありました。ちょこっと反響があったようで、生徒さんに中には共感してくださった方もいて、そのことを私に伝えてくれました。

いかに練習を積み重ねて、自分の地肉となっているか、ということが大事ということです。

今朝のマインドフルネス瞑想のクラスでは、自分の理解の具合がとてもよくわかった気がしました。以前より成長している感覚があったことも、自分自身に対する励みになりました。瞑想を教えるということについては、ヨガに比べて本業ではないという意識が強かったのですが、ヨガから瞑想へと、その繋がりについて自信を持てた日でした。自分の歩んできた道に疑いがないという感覚です。

初心に返ることは、一度敢えて後退して歩み直すような感覚にもなりますが、そんなことは全くなくて、コツコツと努力をしてきたならば、むしろ、どどーんと成長を促すものだと思います。ヨガも瞑想も同じことを繰り返し練習するものですが、同じところに返ることで気づく力を養っています。初心に返るその動作も同じことです。今日は、そんな気づきのチャンスをくれたこと、今朝クラスに参加してくださった生徒さんに心から感謝します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

post date*